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463. 飯田の店で
次の日。
飯田の店に着くと、
「おはよう♪岡野さん。お母さんの検査の結果は大丈夫だった?」
心配していた飯田が開口一番に静香に話しかけた。
「あ。おはようございます。
チーフ。検査の結果の血液検査が思わしくなかっとのと、血尿が出ていたので、来週の月曜日も病院なんです。
胃カメラと大腸検査をしなければいけなくて…
すみませんが、来週の月曜日もお休みさせてくれますか?」
「え?胃カメラと大腸検査?」
飯田は白石の母親の病気の事を思い出し、
「そっか。あそこは総合病院だから精密検査したいんだね。
来週の月曜日にもお袋を頼むからこっちは大丈夫だから、岡野さんはお母さんを一番に考えてくれよな。」
「ありがとうございます。
すみません…ご迷惑おかけします。」
直美の手前もあったので、丁寧に静香も答えた。
エプロンをかけると、静香も仕事に着いた。
「それじゃ、いつものキャベツの千切りをお願いするよ。
今日のメインメニューはオムライスだから、直美ちゃん。
1つは米の水を少し減らして固めでお願いするよ!」
「はい!」
3人は仕事モードに入っていった。
元気のない静香の様子を見ていた飯田は
「岡野さん。そんなにナーバスに考えては体が持たなくなるよ?
笑顔はね。病気さえも吹っ飛ばすからさ。
何でも無いことを祈ってるから。」
飯田の一言で静香は我に帰った。
そうだ。お母さんが吹っ切れて精密検査に挑むのに、私はもう悪い結果しか考えていない。
「ありがとう。チーフ。そうですよね!
笑顔で病魔を寄せ付けないようにしないとね!」
静香は笑顔で飯田に答えた。
白石も1時間後にやって来て、静香の母親の検査の結果を聞いて、静香を励ました。
皆、私の母親の為に励ましてくれてありがとう♪
友達っていいものね♪
皆、それぞれ悩みは違うけど、独りじゃ無いから耐えられる。
感謝しないとね♪
静香は元気に振る舞って仕事に徹した。
3時には賄い飯が食べられた。
オムライスだった。
「ご飯多めに作っちゃったからさ。
今日はオムライスでいいかな。」
「もちろん。オムライスは大好きだよ♪」
「私も♪」
「それじゃさ。残ったオムライスの具は持って帰ってくれるか?
玉子は自分で焼いてくるんで食べてくれよな。」
「え?ラッキー!賄い飯食べられて、その上お土産付きなんだ♪
嬉しいな。」
「白石さんには昨日、いか飯ご馳走になったしさ。
憲一が教えてくれたって聞いてさ。
炊飯器で作ったとは、アイデアだよな~。
俺には考えてつかなかったよ(笑)」
え?尚ちゃんにお裾分けしたんだ。
やっぱり、姉弟ってわかったから、可愛い弟の為に?
なのかな?
「憲ちゃんのおばあちゃんに教えてもらったって言ってたよ(笑)」
「私の母親にね。
私はいか飯は憲一に言われるまで作ったこと無いの。
だって、母親がいか飯作るとお裾分けしてくれるから(笑)」
「そっか。静香は母親がいるから羨ましいな。
お袋の味かあ。
私はコンビニ袋の味だな(笑)」
「白石さん。いか飯上手く作れるんだから、今度は居酒屋を出した時は『加奈子の味』を皆に披露できるよ♪
いつかお店を持つ日が来た時は、飲みに行くからさ♪」
「え?そっか。『加奈子の味』か~。
2度と食べたくない加奈子の味にならないように、精進するよ(笑)」
3人の笑い声が厨房に響いた。
「ご馳走様。それじゃ、静香。
悪いけど先に帰るよ。
今日は団体客が6時に来るからさ。
1時間出勤が早いんだ。」
「わかったわ。色々慰めてくれてありがとう♪」
「持つつ持たれずだろ?」
白石はそういって、勝手口を開けて帰って行った。
静香が洗い物をしていると、後から飯田が抱きついた。
「静香?二人っきりになったな♪」
「あん。まだ洗い物が残ってるわ。」
「途中で終われよ。まだ3時半前だ。
バイトは4時10分前にしか来ないよ。
倉庫行こうか?なあ。すぐ終わるから。」
先週は飯田は静香の気持ちを配慮して、ご無沙汰だ。
静香も同じ気持ちだったかも知れない。
黙って頷くと、2人は倉庫に向かった。
「あ。勝手口の鍵閉めとかないとな。あと、ティッシュと。」
倉庫の床に段ボールをひくと、口付けをしながら、静香を倒していった。
「ああ。もう。我慢の限界だった。
今日は生で大丈夫か?」
「うん。そろそろ生理だと思う。」
でも、ちょっと遅れてる。明日辺り生理になるかな?
「静香。俺、溜まっちゃって…多分、直ぐイク♪」
乳房をむさぼるようにしゃぶると、静香の喘ぎ声が飯田をさら欲情させた。
「あ…ん。駄目よ。汚れてるから…」
「この匂いが堪らないんだ♪
静香だって気持ち良くならなきゃ、イカないだろ?」
ピチャピチャと舌を鳴らしながら、蜜壺に舌を入れていく。
外に聞こえないようにと声を押し殺して漏れる喘ぎ声。
「それじゃ、いれるよ♪」
静香が頷くと容赦なく飯田のデカイ直下だった竿が、遠慮なくぶちこまれる。
「あ。駄目だ。もう、出る…
うわ。なんて早漏なんだよ。
悲しい…」
倉庫に入って前戯から始まりわずか10分で終了した。
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