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575. ラブホのデートは
いくら揺り動かしても起きない飯田を横目に、静香はバスルームに1人で入った。
バスルームの浴槽のタイルに、テレビがはめ込まれていた。
時刻は10時過ぎていた。
『少しぬるいお風呂で半身浴しよう。
テレビ見ながらだったら時間なんてあっという間よね。
尚ちゃん…お昼には起きるわよね?』
静香はゆっくりテレビを見ながら半身浴を楽しんだ。
お風呂から出ると、髪を乾かしてバスローブを羽織った。
『尚ちゃん…まだ寝てる…添い寝しようかな。
まあ、そんな日があっても良いかもね。』
静香は起こすのを諦めて、飯田をゆっくり寝かせてあげることにした。
静香は飯田が寝ているベッドに添い寝した。
それから何時間経ったのだろう。
飯田がゆっくり目を覚ました。
「え?今、何時?え?ええ〰️!
4時〰️?夕方の4時かよ〰️!」
飯田はびっくりして飛び起きた。
「あ。尚ちゃん?起きたの?」
静香も飯田の声で目が覚めた。
「静香?何で起こさなかったの?
ちょっと待てよ!6時間も寝てたのか?
静香も寝てたの?」
「うん。午前中はお風呂に入っていたりしてたの。だって、尚ちゃんはどんなに揺り動かしても起きなかったから。
よっぽど眠かったのかなって思って…
でも、今日ははじめからホテルで寝るデートだったでしょ?
尚ちゃんが言ってたものね。」
「いや…意味が違うよ。
あちゃー。やっちまったな〰️。
時間は戻せないしな。
とにかく、ここを5時に出るんだよな?
7時前には自宅に戻って来いって母親に言われたんだろ?」
「うん…今日は今日子さんの所に行ってる事になってるから。
電車の時間1本遅れた事にするわよ。」
飯田は静香を抱き締めると
「静香は優しすぎるよ。
俺は疲れきった次の日は寝起きが昔から悪いんだ。
ありがとな。今から静香にいい思いさせてやるからな♪」
飯田は静香の頬を手のひらに挟むと、熱烈なキスをした。
「いい匂いがするな。結構お風呂に入っていたのか?」
「うん。半身浴したの。」
飯田はにやりとして、唇を舐めた。
「静香の頭のてっぺんから足の指先まで舐めてやるからな。」
「え?あ。いいわよ…
あん。はぁん…尚ちゃん…
そこ…ダメ〰️。」
「ダメ?違うだろ?
気持ちいい〰️だろ?(笑)」
飯田は静香の耳たぶを吸い込むように舐めた。
うなじを舐めまくり背中を上から下にキスをするように舐めていく。
お尻までたどり着くと
「四つん這いになって?」
飯田の言うように静香は動いた。
「もう。ここまで来たら俺が我慢できなくなったよ♪
久しぶりにバックで二刀流してみるかな♪」
飯田はローションをつけるとまずは普通に静香の感じる蜜壺にそそり立つデカイものを挿入した。
「はあ~ん。あ。アアぁん。気持ちいい~。」
「今日はオモチャ無しでの二刀流だ。
沢山イかせてやるからな♪」
久しぶりの激しい飯田のつつきに静香は腕をベッドに押さえつけていられなくなった。
「尚ちゃん。私…ダメ…おかしくなりそう…」
「静香?突っ張らなくていいよ。
ベッドに肘をつけてごらん?」
飯田が言った通りに静香はベッドに肘をついた。
あ。これなら堪えられる。
「腰を反って。奥まで気持ち良くしてあげるよ♪」
ピストンが早くなる。
鼓動の速さと息づかいが聞こえる位、飯田も興奮していた。
静香は気持ち良すぎて全身が力が入らず頭でベッドを押えた。
飯田は用意していたバスタオルを引いた。
「静香?一緒に行こう!」
「はあ~。あぁああ~。」
既に静香はイッていた。
すると飯田がアナルに変えた。
「尚ちゃん?だめ〰️。私イッてるのに〰️。」
「だからだよ。ここから最上階のセックスを楽しませてやるよ♪」
静香はもう堪えられなかった。
「凄いな。ラブジュースがぴゅっぴゅっと跳ねてるぞ。
最高に気持ちいい証拠だな♪」
飯田は静香が沢山イッた姿をみとどけて、アナルの中に自分の白濁を放った。
時計を見ると、もう6時過ぎていた。
「静香。お風呂に入って帰りたいところだが腹が減って死にそうだよ。」
「そうね。何か食事を注文してからお風呂に入りましょ。」
ここは出前を取るホテルだった。
「かつ丼大盛り2つお願いします。」
お風呂から出ると大盛りのかつ丼がドアの下の所の宅配便の受け箱の様な所に入っていた。
「さっ。食べて出ような。」
外に出た時は綺麗な星空が見えていた。
8時頃静香は帰宅した。
憲一が玄関前で腕を組んで静香を睨んだ。
「お母さん!夕方って何時?
もう真っ暗な夜8時だよ!
みよばあが具合悪くなってさっき寝ちゃったよ!
みよばあが元気無くなっちゃったらお母さんのせいだからね!」
「え?お母さんが?」
静香は靴を脱ぐと急いで母親の部屋を覗いた。
「お母さん?遅くなってごめんなさい。
具合悪いの?」
「静香?大丈夫…また貧血起こしただけよ…
寝てれば治るから…」
母親のか細い声に静香は心の中で謝罪した。
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