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第三章 大迫の思惑 その2
結局支店の準備などで
猫の手も借りたい忙しさだったのだろう。
先生は
「仕事は見て学ぶ、自主練習は仕事外でやる、使えないなら即行九州に返す。」
という割とキツい条件を出したが
「使えないと思うならクビにしてください。」
というヤツの返事を受け、
大迫は翌週から店で働くことになった。
研修、という名目だったが
半年分の給料は奥井先生が出しているのだという。
ウイークリーマンションも借りてもらったらしい。
随分と気に入られてるなとアキヒトは再びそう思った。
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