TEAM R

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完全に怒らせてしまったようだ。 ぐお~ さらに速度を上げる俺。 振り返ることなく、とにかく夢中で走り続けた。 かなり細かい道に入り込み、人の多いデパートに逃げ込んだ。 何とかロン毛を振り切ったようだ。 へん! 所詮こんなもよ! ロン毛ヤローに毎日走り込んでいる俺を捕まえられるわけがない! 逃げ切った自分の足の速さに軽く酔う。
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