最後の戦い

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バシッ! 予想もしなかった出来事に呆然とする俺。 確かなのは、左頬がジンジンしていることだけ。 すると平塚が声を荒げて俺に言った。 「何かっこつけてんだよ! 試合に負けたのはチーム力が相手より劣っていただけ。 チームの問題だ! 個人の結果は関係ないだろ! 現に俺だって今日は1本も打てなかったよ。 ほれ、早く食堂に来いよ! みんな待ってんぞ!」 そう言い残し部屋を出ていった。
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