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翌日
「諒ちゃんおはよ!!今日転入生来るね!楽しみで3時間しか寝れなかったよ!!」
「あぁはよ、だからそんな目ェギンギンなのか…。今日はよく寝るんだぞ」
「普通に優しくて泣いた」
うわ、ガチで泣いたぞこいつ。
何やかんやと西山とだべっていると、ホストが入ってきた。
あっ叫ばないと
「きゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!先生今日も素敵!!!抱いて!!!!!!」
「うぉぉおおおおおお!!!抱かせろぉぉおおおおお!!!!!!」
「コイヨ、クレバーニダイテヤル」
言いたくなさすぎて棒読みになるのはいつもの事だ。
ホストが手を叩く。
「ハイハイ、うるせえ。今日は転入生がいるからな。仲良くしろよ?」
『転入生』と聞いてザワつくクラス内。
「え!!!!!!誰だろ……!!!かっこいい人がいいな〜!!!」
「可愛いヤツだろ~!!!」
おい、あまり期待するな。なんとも言えない顔だったらどうするんだ。
静かにしろとホストがまた手を叩く。
「よし、加賀美、入ってこい!」
隣で「名前呼びじゃないだと…?」
という西山の声が聞こえたが気にしないでおこう。
ガラッ
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