はじまるよ

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時は流れまして昼休み ✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻ 「おい!お前ら!!!さっきのことは許してやる!!!俺は心の広い男だ!!!なんて素晴らしい!ということで一緒に食堂行くぞ!!!」 「席を30m離してくれるんなら許可する」 「無理だ」 上から転校生、西山、俺。 「「「………………………。」」」 転校生が深呼吸する。 「……悪かった。俺が悪かった。 流石に初対面で、あんな言い方はなかったと思う。正直に言うから聞いて欲しい。 友達が居ないから、一緒に食堂でご飯食べて欲しい。さもなくば友達になって欲しい」 ん?????? 「て、転校生おめぇ……ただのコミュ障だったんだな…俺も悪かったよ、ごめんな?」 へへっ、と鼻の下を擦り、照れ臭そうにそういう西山。 そういうことなら一緒に食べようぜ!!と笑った西山。 西山………。 西山……。 西山…。 西山、てめぇふざけんなよ。 俺まだついていけてねえよ。 え???何?転校生が偉そうかと思いきや実はコミュ障で、あの挨拶はただ緊張してだからで、名前を聞いたのは友達になりたかったからってことか??? エッッエッッエッッ????? 待て待て。俺、西山の理解能力についていけない。友達辞めるべき? ✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻
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