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「えっとな！この身長でかい方が上坂諒で、もう1人の方が西山高士だ！！クラスで一番最初にと、と、友達になったんだ…」
照れくさそうに下を向く転校生。
隣にいる西山は、親衛隊制裁退学エンドじゃん死にてぇうそやっぱ生きると早口で呟いている。
俺は、(やっぱタピオカ飲み込めねぇ…一気に口に入れるんじゃなかったぜ…ほんとにお茶目だなおい。)と1人で思っていた。
その時、誰かに肩を叩かれた。
もちもちしながら後ろをむくと、ニヤニヤした会計が俺の方を見ている。
…エッッ何？ちょっと気持ちが悪いですね。
会計はニヤニヤしながら話しかけてきた。
「ねえ君さぁ…バリタチ専の子をネコにするのが好きな子でしょ？？？」
「もちもちもち(違くなくもないですね)」
「エッッ？？なんて？」
「もちもちもーちもち(死ねクソヤリチン)」
「あっ！！今絶対悪口言ったでしょ！？」
何よこの子！！！と会計が騒いでいると、ブツブツモードから帰還した西山がトテトテと寄ってきた。
「りょーちゃんなんて言われたん？」
「もちもち…(セクハラされた…)」
「誰にだ殺す」
「もちもちもっち…(あそこにいる会計…)」
「把握した」
何故か俺の言葉がわかる西山がブリザードを纏わせて会計の元へ行った。
その刹那
ドンガラがっしゃーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺は認めたくなかったさ。
なんてったって俺の言葉が原因だからな。
皆も悪ふざけはするもんじゃないぞ？
「きゃあああ！！！！！！会計様ああああああああああああ！！！！！！！！！」
「時也様大丈夫ですかああああああｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！！！！！ 」
「会計てめえを殺す」
「エッッエッッ！？君西山くんだよね！？
どうしたの急にテーブルなんか投げてきて！！！！！？？？」
説明しよう！！！
テーブル、これは我が食堂のテーブルだ！！
金持ち高だからめちゃくちゃでかい！！！
20mくらいある！！！！！！！！！
それを西山は豪速球で投げたのである！！！
ただの化け物！！！！！！
やべえ、やべえよ。
もちもちなんてしてる暇じゃなかったんだ。
俺は一気にタピオカを飲み込むとすぐさま西山の元へ向かった。
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