第1話 そしてこれからも

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  朝共に起きて、朝飯を食べて、それからついに澤木さんと別れの時が来た。     あっという間だったな   本当に、あっという間   「六弥、昨日は、お前のおかげで凄く楽しかったよ。それに、誰かを泊めたの久しぶりで、  懐かしかった。本当に今日は、ありがとうな。それに、付き合うことは出来ないけど、  俺を好きになってくれて。」   「いやいや、俺もちょー楽しかったです!澤木さん家凄く良かったですし、何より澤木さんの  手料理も食べれましたし、もう、最高でした!」   軽く前のめりになりながら、そう言った。   そうすると澤木さんは、微笑みながらそうか、と言った。   ブオオオォォォォーーン!!   「おっ、電車来たな、じゃあ、これでお別れだ。」   「…そう、ですね」   「…フッ、そんな寂しそうな顔すんな。また会おうと思えば、  会えるからさ。だから、んな湿気た顔すんな。な?」   「はい、そうですよね…はい!もし、澤木さんが良ければ、また会いたいです。」   「あぁ、また会おうな。」   ポン   そう、澤木さんは微笑みながら言って、頭を撫でてきた。   「!はい!」   「おぅ、ほら、もう乗らないと電車行っちまうぞ?」   「はい!じゃあ、澤木さんさよならです!本当に楽しかったです!」   「おぅ!またな!六弥」   俺は、澤木さんに手をブンブン!と左右に振って、電車に乗った。   澤木さんは、ニカッとそれはそれはいい笑顔で、手を振り返してくれた。   こうして俺は、澤木さんと別れた。   ──────────   電車に乗ってからバスに乗って、やっと家に着いた。   そして、ふと携帯を開くと澤木さんからメッセージが来てた。   メッセージを見てみると…はい、澤木さんに首にキスマークつけたこと、バレました。   「おい六弥!首にキスマークつけただろ!(笑)いくら俺が好きだとはいえ、  ダメじゃないか全く(笑)  と言うか、いつ付けたんだよ?」   てっきり結構怒られるかと思ったけど、そうでなくて安心した。    「すいません(^_^; 澤木さんが好きすぎて、ちょっと我慢出来ませんでした。  つけたのは、澤木さんが寝てる時にしました、すいません(-人-;)」   そう澤木さんに返信をした。   エヘヘ///   何故か頬が緩んで、気持ちが凄く良かった。   澤木さん、好きです。   貴方をぜってー、落として見せます。   いつか、その日まで…   そしてこれからも────────  第1話 そしてこれからも 終      Next… 第2話 俺らしく 
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