少し考えてみると少しだけ恐怖を感じる作品集

胴長おじさん

色んなおじさんはいるわけだが、有名なおじさんといえば…「あしながおじさん」では無かろうか。
私のあしながおじさん…アニメや書籍にもなり、貧しい人へ手を差し伸べる資金援助おじさんとして現代社会でのシンボル性は大きい。
そもそも、ある作家が考えた名称ではあるが、先入観がもはや入ってしまっているため…あしながおじさん＝紳士的で優しいお金持ちというイメージがこびりついている。

逆に、お金をちらつかせ、貧しい少女をさらい、闇社会で人身売買をしているおじさん…これは一部のひねくれ思想家が考えそうなストーリーでしかない。
「足が長い」というだけで、ネガティブな思考をストップさせているにお気づきだろうか。
人間の偏った見方というのはどの国でもどの時代にも存在している。蔑視は悪でしかない。

下半身が長い＝尊敬、憧憬、小粋、等身。
上半身が長い＝怪訝、懐疑、不信、足短。

どう考えても、「どうながおじさん」は劣勢からのスタートになる。実際にこのようなおじさんがいれば、怪しい…汚いお金じゃないのか？と考えてしまう人も多くはないだろう…。

シークレットブーツで少しでも、その見た目を和らげることをお薦めしたい。

外見で表現することにより、その逆はマイナスイメージとして生成される。だからこそ、我々は内面的な部分を考慮して、表現を再構築していかなければならないのだ。

身体の一部を用いて、比喩表現するのであれば…

【太っ腹おじさん】

これでいいじゃないか。