執筆の世界に幸福を プロローグ

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執筆の世界に幸福を プロローグ

「原稿が間に合わない……!」 僕、ユートは小説家だ。今現在、とても困った位置にいる。 〆切が近いのだ。しかし、まだ原稿は終わっていない。 はてさてどうしたものか……。 「気分転換に散歩でもしてきたらどうですか?」 担当さんのアリさんはそう言ってくれた。 「はあ……じゃあ少し」 僕は外に出て眠気の限界値と戦いながらふらつきながら太陽が近い中ゆっくりと歩いていった。 ふらふら燃やし尽くすような日射を受けて歩いていて気がつくと意識がなかった。 ……僕の記憶はそこからない。
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