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「吟字、俺のことよくわかってんな」
「認めてんじゃねえか」
この面倒見の良いクールな男は、薬師丸吟字くん。俺の良き理解者だ。
顔良し、頭良し、運動神経が良くバスケ部のキャプテン、背も185cmのハイスペックボーイである。羨ましいぜ畜生。
めいこもまあ可愛いくて、クラスで3番目ぐらいにモテそうな女の子だ(3番目というのがミソである)
華のあるこいつらに、金魚の糞よろしく、俺は小学校からずっとくっついている。
勉強や運動ができなくても、せめて高身長のイケメンならよかったんだが。
背は174cmから伸びる気配なし。
顔はクラスの物好きな子が、かっこよくない? と言って、周りから、ええええ! って茶色い悲鳴をあげられ、どん引きされるタイプであると自負している。
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