53人が本棚に入れています
本棚に追加
その時、ユノの指が動いた気がした。
僕はすぐにユノの手を握った
「ユノ、、!?」
「ん、、っ、、」
「目が覚めたか??」
「、、ここは?ん、、ジェ‥ジュン?」
「そうだよ、ユノ!僕が分かる?」
縦に首を振るユノ
「すぐに先生呼んでくる!」
自分が看護師ということも忘れ、走った
「うん...問題ないね。順調に回復してるよ。ちょっと眠ってた期間が長いから、少しリハビリして。検査結果も悪くないし、まだ若いから退院もすぐ出来るよ」
「ありがとうございます!!」
ホッとした。
「良かった、、ユノ。すぐ退院出来るって」
「あぁ、、ありがとうな?」
「、、ぇ?」
「ずっと付き添っててくれただろ?」
「ぅ、、うん///」
あの告白、、ユノに聞かれてなかったよね?
ユノが目覚めてからも、時間を見つけては病棟に足を運んだ
「何度も仕事中に大丈夫なのか??」
「まぁ、、ね」
「なぁ、ジェジュン?」
「ん〜?」
「久々にジェジュンの作った卵焼き食べたいな、、」
ドキッとした
やっぱり、ユノに聞かれてたんじゃないかって、、///
「あ、うん。いいよ。明日作ってくるね」
「サンキュー」
翌日ー
「やっぱ、ジェジュンの作った卵焼きが世界一だな///」
「そんなぁ(笑)褒めても何も出ないよ?」
「この卵焼き、俺の為に一生作ってくれないか?」
「じょ、ジョーダン?‥一生って、大袈裟な(笑)食べたかったら、また作ってあげるよ。でも、そう言うのは未来のお嫁さんに言ってよねー。」
ボソッ
「、、、本気なんだけどな?」
「んー?何?聞こえなかった///もう一回言って?」
「、、だから!!」
最初のコメントを投稿しよう!