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〜あの日の後悔〜
、、結局、チャンミンの好きな人は教えてくれなかったけど、
その後の話では、一度、お孫さんに会うことにしたらしい。
まぁね、人生一度きり。
後で、後悔しないように生きなきゃね、、って、この歳になって思う事が一つある。
ふと、高校生くらいの子を見ると、あの頃の自分を思い出す。
ユノ、、どうしてるかな、、？
その事が、ささくれみたいに心に引っかかってる気がする。
あれからなんとなく、連絡取らなくなって、もう10年以上、、
30過ぎたし、結婚とかしたのかな、、？
チクリと胸が痛む
なんであの時、、
今更後悔したって遅いのに、、
人に後悔しないように生きろって言ったって、自分が1番後悔してるんだから、説得力ないよな、、
あの頃の僕は臆病で伝えられなかった想い。今だったら言葉にする事が出来ただろうか、、？
そっと弁当箱の蓋を閉じてため息をついた。
美味しい美味しいって、いつも僕が作った弁当を食べてたユノを昨日のことのように思い出す。
今でも、卵焼き好きかな、、、？なんて笑みが溢れる
僕たちは縁がなかったんだ、、ただそれだけ。
感傷に浸るのはこの辺にして、仕事に戻ろう、、
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