〜告白〜

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〜告白〜

夢ならどんなに良かったか、、 ユノとの再会がこんな最悪な形で実現するなんで思っても見なかった。 家族の話では、まだユノは独身らしい、、こんな状況なのに少しだけ嬉しく思う僕は罰当たりだよね、、 「ユノ、お疲れ様」 手術が終わってひとまず、ICUに入った。 一ヶ月後ー 意識が戻らない中、安定してるとの理由で一般病棟へと移った ユノ、、手術は成功したのに、なんで起きないんだよ、、 僕は、仕事の合間を縫って、ユノの病室へと何度も足を運んだ。 「ユノ、、いい加減起きろよ?起きたら、言いたい事が山ほどあるんだから、、!」 毎日身体を拭き、何度も何度も眠ったままのユノに話しかけた。 「ユノ、今日はいい天気だよ、、こんな日はいつも屋上で一緒にお弁当たべたよね?早く起きろよ?また、ユノの好きな卵焼き作ってやるから、、」 「今日はね、隣町で花火大会があるんだって!病室からも見えるかな?」 「同級生の〇〇が結婚するんだって!俺たちもお祝いしないとな!」 「なぁ、、ユノ、、お願いだから起きて、、!僕、お前にどうしても伝えたいことがあるんだ///」 「実は僕、、ずっとお前が好きだった、、///同性にこんな事言われたって嬉しくないと思うけど、、//」 どこも異常ないハズなのに、、何で、、? いつまで経っても目覚めないユノに不安になり、毎晩酒を煽り、気がつくと決まってユノの病室で朝を迎えた。 このままユノが目覚めなかったら、、? そう思うと、あの頃の記憶が鮮明に僕の脳裏を掠めた。 僕はずっとユノが好きだった、、 もしかしたら、このままユノが眠ったままだったら、、? そう思うと、自分の気持を無性にぶつけたくなった。酔った勢い?そう言われるとそうだったかもしれない。 逆に素面なら、こんな大胆な告白は出来なかったと思う。 「ユノ!僕はお前が好きだ。」
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