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グイッと手首を引っ張られベットへ倒れ込むと、ユノ掌が僕の髪を撫で、長い指が頬を滑るように顎を捕らえると、一コマ一コマ、まるでスローモーションのようにユノの唇が近づいたと思うと、僕の唇と重なった
ーぇ??
僕は思考がショートしたように、頭が真っ白になった
暫くして、ユノの唇が離れてくのが名残惜しくて、無意識にユノの両頬を捕らえ、自らの唇を押しつけた
不意に我に返り、恥ずかしくなった僕は、ユノからパッと離れ、くるりと後ろを向いた
ヤダ///僕、、///
「ジェジュア///」
「、、、」
「顔、、見せて?」
「、、ヤダ///」
ハズカシイ///穴があったら入りたいよ///
「ジェジュア、俺と結婚してくれる?」
「、、はぁ?」
突拍子もない言葉に、思わず振り向いた
「、、やっと顔が見れた」
「、、からかってるの?」
「俺は本気だよ?」
「、、へ?」
「、、返事は?」
「、、意味がわからない///、、なんで?」
「なんでって、、/////ジェジュンが好きだから、、///」
「、、だからなんで?」
「好きに理由があるか?」
「、、、、」
「ずっとお前が好きだったんだよ、、でも、同性だったし?何か気の迷いかと思って、他の子とか色々付き合ってみたりしたんだけど、やっぱ無理だった。そんな時、こっちに異動になって。、、チャンスかなと思ってた。でもこんな事になって、、」
「俺が結婚してたら、どうしてたんだよ?」
「それはないね。」
「なんでそんなキッパリ///」
「だってお前、俺の事好きだったろ?」
「//////な、なななんでそれを///それに、何年前だと思ってるの?」
「何年経とうと、ジェジュンは待っててくれるって、なんか妙な自信だけはあったから」
「バカ///」
「で?返事は?」
「まだ付き合ってもいないのに?」
「お前の事は俺が1番知ってるだろ?」
「だから何年前、、///」
「何年経とうと、お前は俺が好きだろ?」
「、、うん///」
「高校生の頃に戻ってやり直せたらって何度思った事か、、」
「ユノヤ///」
夕焼で紅く染まった部屋は、照れて赤くなった僕の顔を隠してくれてるみたいで、再び重なった唇は涙の味がした。
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