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〜変わる世界〜
翌日からせっせと2人分の弁当を作るようになった。
そして、ユノの喜ぶ顔を見るのがいつの間にか、楽しみになっていった。
「ジェジュンさ、前から気になってたんだけど、目悪いの??」
「いや、別に。何となく、、?」
「へー、、ちょっと眼鏡取ってみてよ?」
「、、ぇ?でも、、」
「いいから。」
半ば強引に外された眼鏡。
「、、、!!」
「…色白いし、変だろ?」
「…あ///、、変じゃない///寧ろ、そっちのが数億倍良い!!」
「、、ぇ?」
「ジェジュン、メガネしない方が絶対良いって!!」
「、、そうかな//」
「せっかくの綺麗な顔、隠しとくの勿体ないって!!」
「、、でも、僕‥色白いし‥」
「そんな事ない。いいよ、めっちゃ良い!!」
ユノに唆された僕は、いつの間にか眼鏡をしなくなった。
そしたら、何故かユノ以外の人も僕の周りに集まってきた。
気がつけば、僕もユノと同じ輪の中心人物になってた。
眼鏡を外すだけで、こんなにも世界が変わって見えるのか、、
今までなんで眼鏡なんて掛けてたんだろう??
こんな事なら、初めから眼鏡なんて掛けなければ良かったな、、なんて、ユノがいなきゃ今でもきっと、眼鏡を掛けて、下を向いて生きてた筈。
ユノには感謝しなきゃな、、
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