第2話『告白される!?その運命とは!?』

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キャシーはマーフィー先生に招待されたロックバンド部に入部する事にした。 早速、マーフィー先生は彼女にアコースティックギターを教えることにした。 「指はCコードを押すんだ。さぁ、弾いてごらん。」と言っていたが、キャシーは指使いが難しいせいなのか、雑音になっていた。 ビンボンバンビン、ビェーン 「こう?」 「違う。こうだ。」 ビンボンバンビン、ジャーン マーフィー先生の指を見ながら、一本ずつギターのコードを押さえた。 ビンボンバンビン、ビェーン でも、どうしてもマーフィー先生の通りに音が出来なかった。 「何で!!!!!!What!?Why!?」 「違う。キャシー。こうするんだ。」 ビンボンバンビン、ジャーン もう一回、指を押さえて弾いたけど、上手く出来た。 ビンボンバンビン、ジャーン 「違う。これはFコードだ。」 「もう、なんだよ~!!」 「アコースティックギターは君のためのものなんだ。」 「ボーカロだけでいいわ!!」 マーフィー先生はギターを掲げながら言った。 「ボーカロは足りている。足りないのは、アコースティックギターだ。他のバンドだったら、ボーカロはあるけれども....。」 キャシーは口ずさんでいた。 「あ........。その......。えーと、他に足りていないパートは?」 「ピアノなら足りていない。」 「じゃあ、ピアノにするわ!!私、小学生の時からずっとピアノを弾いているの!!!」 マーフィー先生は合点ポーズをした。 「分かった。君はピアノ担当にしておく。よし、明日はお待ちかねのオーディションだ。君は素敵なピアノ伴奏を聴かせてくれたまえ!」 「OK!分かったわ!」
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