第2話『告白される!?その運命とは!?』

4/9
前へ
/44ページ
次へ
「でも、なんの曲がいいかしら?何かテーマとかあるでしょ?」 マーフィー先生が手に持っていた何枚か楽譜を探していた。 「...........無い。だから、自分が弾ける曲で演奏してくれ。テーマは何でもいい。好きな曲とか、最近、流行っている曲とか、ベートーベンだっていい。」 そこで、マリアが第5音楽室(“Maxis junior”バンドの部室)に入ってこう言ったんだ。 「ねぇ、聞いて!!良いニュースと悪いニュースがあるの!どっちの方が聞きたい?」 キャシーは「そりゃ、良いニュースに決まっているわ!!」とワクワクしていた。 マーフィー先生も「俺も良いニュースから。悪いニュースから聞いていたら、不快感を感じるからだ。」と言った。 マリアは「OK.じゃあ、英語テストがA+を取ったの。」と自慢げに言った。 キャシーはマリアに抱き締めた。 「あぁ、良かったね!!マリア!!!ようやく、A+を取ったのね!!」 マリアは笑いながら苦そうに言った。 「でも、今までは成績がCだったけどね~。」 マーフィー先生は嬉しそうに言った。 「良かったじゃないか!この調子でA+をとるんだぞ!!もし、成績を落ちていたら、奢って貰うことにする。あと、それと、悪いニュースは??」 マリアはその言葉を聞いて、ドキッとした。 「悪いニュースはー。あぁ、最悪。ジャック・マルソンに告白されたの!!もちろん逃げたけど、どう対応するのかが分からないわ!!」 その時、キャシーとマーフィー先生は不思議そうに顔を見つめた。 「............えっ???」 「........What do you mean?」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加