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「でも、なんの曲がいいかしら?何かテーマとかあるでしょ?」
マーフィー先生が手に持っていた何枚か楽譜を探していた。
「...........無い。だから、自分が弾ける曲で演奏してくれ。テーマは何でもいい。好きな曲とか、最近、流行っている曲とか、ベートーベンだっていい。」
そこで、マリアが第5音楽室(“Maxis junior”バンドの部室)に入ってこう言ったんだ。
「ねぇ、聞いて!!良いニュースと悪いニュースがあるの!どっちの方が聞きたい?」
キャシーは「そりゃ、良いニュースに決まっているわ!!」とワクワクしていた。
マーフィー先生も「俺も良いニュースから。悪いニュースから聞いていたら、不快感を感じるからだ。」と言った。
マリアは「OK.じゃあ、英語テストがA+を取ったの。」と自慢げに言った。
キャシーはマリアに抱き締めた。
「あぁ、良かったね!!マリア!!!ようやく、A+を取ったのね!!」
マリアは笑いながら苦そうに言った。
「でも、今までは成績がCだったけどね~。」
マーフィー先生は嬉しそうに言った。
「良かったじゃないか!この調子でA+をとるんだぞ!!もし、成績を落ちていたら、奢って貰うことにする。あと、それと、悪いニュースは??」
マリアはその言葉を聞いて、ドキッとした。
「悪いニュースはー。あぁ、最悪。ジャック・マルソンに告白されたの!!もちろん逃げたけど、どう対応するのかが分からないわ!!」
その時、キャシーとマーフィー先生は不思議そうに顔を見つめた。
「............えっ???」
「........What do you mean?」
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