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マリアは悲観的に言った。
「だって、向こうから告白されたのよ!どう断ればいいの?」
「その気持ちはよくわかる。そんな時はね、普通に断ったら方が良いわ。そんなに難しく考える必要はないのよ。先生だって、昔、10人ぐらい男子に告白されたんだけど、性格や相性が合わなかったせいか、断ったの。あなたなら出来るわ。後はね、告白する側の気持ちも考えることよ。あなたは今まで告白したことがないと思うけど、もし好きな男がいたら、自分からも告白することもあるのよ。でも、告白するのは、先ずは友達関係から徐々に距離を縮めていくのが大事なのよ。」
その話を聞いて、マリアは少し気持ちが楽になった。
「ありがとう」
「何時でも、いいに来て。今回のテストの成績が良かったわ。その調子で頑張って!」
ミセス・ブラウン先生は大きな声で叫んだ。
キャシーはマリアの肩を叩いてこう言った。
「私が付き添ってあげるから、何かあったら、ミセス・ブラウン先生か私に言ってね。だって、頼りになるのが親友だから!!」
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