第1話『新しい学園生活』

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アメリカ合衆国カルフォルニア州ロサンゼルス。 キャシーはミュージシャン・アカデミック高校に転校することになった。 ピリリ、ピリリ、ピリリ、ピリリ、ピリリ。 朝の目覚ましのアラームが鳴る。 青いデジタルの四角い時計で、赤い字で“7:30”と大きく書いてある。 毛布から手を伸ばし、その青いデジタルの四角い時計を探して、時計の四角いボタンを押した。 金髪で寝癖でくしゃくしゃになった16歳ぐらいの少女が目を擦りながら、むくりと起き上がった。 彼女は時計を見る。7:30だ。 これは寝坊なのか。これは急がないと、遅刻だ! 遅刻だと認識し、目を大きく開いた。 彼女の目の色は青なのである。 「Oh,my god!!ち、遅刻だ!」 慌てて階段から降りた。 急いで、キッチンのところへ行った。 妹であるサラは呆れながら、シリアルを食べてた。 「お姉ちゃんったら、初日なのに遅刻だなんて。」 「サラはどうなのよ!学校よ!」 サラは更に呆れながらこう言ったのだ。 「私?今日は創立記念日だから、休みなんだもん!」 キャシーはガツガツと早食いするぐらい、シリアルを食べ、服を着替え、直ぐに学校に向かった。 シリアルに牛乳に入れるの忘れていたっけ? 口の中が凄くパサパサしているのだもの。 やはり、シリアルに牛乳を入れるの忘れてた! 遅刻で急いでいるから、そんな暇はないと思うんだが。
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