第3話『オーディション大作戦!!』

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やばい!!急がなくちゃ! えーと、次は実験室だ!! でも、キャンパス内が迷路のようになっている。 でも、生徒指導のミセス・ドーン先生が「廊下走るな!」と言って、背中に警告書という注意書きの紙を貼り付けるのではないか。 ミセス・ドーン先生は、いかにもマダムで、120kg超えた頑固な女教師なのである。 ミセス・ドーン先生に会わないように.....。 ミセス・ドーン先生に会わないように......。 ミセス・ドーン先生に会わないように........。 ミセス・ドーン先生に会わないように........。 おお、マリア。許してくれ。 そして、後ろからライオンか謎のモンスターの雄叫びが聞こえてきた。 ミセス・ドーン先生に違いない。 「待ちなさーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!」 そう、すぐそこにいるのだ。 二人は青ざめながら、ピタッと立ち止まっていた。 その青ざめた顔のままゆっくりと後ろを振り向く。 何だかすぐ後ろにいる感覚がしているような.....。 気のせいではない。いるに決まっている。 まずい空気を漂っているのだ。 後ろ振り向くと、ミセス・ドーン先生が巨大化になって、怒りを散らしていたのだ。 そして、会った。 会ってしまったのだ。 しまった!生徒指導のミセス・ドーン先生に会ってしまったのだ。 まずいぞ!!!!!! 嫌な予感がする.......。 「マ、マリア、どうしよう。」 キャシーは怯えながらマリアに聞いた。 マリアは困惑状態で、なんて答えばいいのか分からない状態だった。 「お手上げだーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「そんなーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 後ろにいるミセス・ドーン先生は手を組ながらこう言ったのだ。 「廊下走るな!!!!!!!!!!!!!!!!これで3回目だ!!!!!!!!!!!!!!!」 凄く大声で怒鳴り散らしているのだ。 警告書をスラスラとマジックペンで書いて、二人の背中に貼り付けた。 『廊下走るな!!』と書かれているのだ。 最悪、これじゃ、皆の笑い者になってしまうよ! まだマーフィ先生のようにビートルズヘアーしている方がマシかもしれないね。 凄い握力だったせいなのか、貼り付けられた背中が凄く痛かった。 まるで背骨が砕けそうな握力。 「Ah!!!!!Oh!!!!!!!」
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