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やばい!!急がなくちゃ!
えーと、次は実験室だ!!
でも、キャンパス内が迷路のようになっている。
でも、生徒指導のミセス・ドーン先生が「廊下走るな!」と言って、背中に警告書という注意書きの紙を貼り付けるのではないか。
ミセス・ドーン先生は、いかにもマダムで、120kg超えた頑固な女教師なのである。
ミセス・ドーン先生に会わないように.....。
ミセス・ドーン先生に会わないように......。
ミセス・ドーン先生に会わないように........。
ミセス・ドーン先生に会わないように........。
おお、マリア。許してくれ。
そして、後ろからライオンか謎のモンスターの雄叫びが聞こえてきた。
ミセス・ドーン先生に違いない。
「待ちなさーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!」
そう、すぐそこにいるのだ。
二人は青ざめながら、ピタッと立ち止まっていた。
その青ざめた顔のままゆっくりと後ろを振り向く。
何だかすぐ後ろにいる感覚がしているような.....。
気のせいではない。いるに決まっている。
まずい空気を漂っているのだ。
後ろ振り向くと、ミセス・ドーン先生が巨大化になって、怒りを散らしていたのだ。
そして、会った。
会ってしまったのだ。
しまった!生徒指導のミセス・ドーン先生に会ってしまったのだ。
まずいぞ!!!!!!
嫌な予感がする.......。
「マ、マリア、どうしよう。」
キャシーは怯えながらマリアに聞いた。
マリアは困惑状態で、なんて答えばいいのか分からない状態だった。
「お手上げだーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「そんなーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
後ろにいるミセス・ドーン先生は手を組ながらこう言ったのだ。
「廊下走るな!!!!!!!!!!!!!!!!これで3回目だ!!!!!!!!!!!!!!!」
凄く大声で怒鳴り散らしているのだ。
警告書をスラスラとマジックペンで書いて、二人の背中に貼り付けた。
『廊下走るな!!』と書かれているのだ。
最悪、これじゃ、皆の笑い者になってしまうよ!
まだマーフィ先生のようにビートルズヘアーしている方がマシかもしれないね。
凄い握力だったせいなのか、貼り付けられた背中が凄く痛かった。
まるで背骨が砕けそうな握力。
「Ah!!!!!Oh!!!!!!!」
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