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背中がジンジンしながら、実験室に向かった。
ガラッ!!
実験室に入ろうとしていたら、誰もいなかった。
何故!?Why!?What!?What's the happen!?
何故、実験室が不在となっているのか?
もしかすると、教室が変更となっていたとか?
教室が間違えたとか?
スマートフォンで、キャンパス情報を調べた。
『Mr.オーケン先生は亜硝酸カリウムと二酸化マンガンと塩素等の有機化合物を混ぜて、病院に配送されました。誠にお詫びしますが、本日の生物・化学の授業は休講となります。』
二人の顔を見合わせて、口をポカーンとしていた。
「休講だって。行こう。キャシー。」
「どこに?」
「マーフィ先生のところだよ。」
「また、先生のところに行くの?」
「うん。そうだよ。オーディションが始まる前に練習なんか十分、出来るし。」
「でも、ピアノがないよ!」
「まだ背中が痛いよ~。ヒリヒリがまだ残っている。」
「私も痛い。次からの廊下走る時はミセス・ドーン先生に見つからないようにしなきゃ。」
「キャシー、そんなこと言っているのって、これで3回目だよ?」
「ハハハ.....。3度目の正直だね....。」
そう言いながら、マーフィ先生のところに行った。
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