第4話『Maxisバンド参上!!』

1/14
前へ
/44ページ
次へ

第4話『Maxisバンド参上!!』

オーケストラ担当のMr.ブラック先生というおじさん先生が、ホワイトボードの前で何を喋っているのか分からないが、ボソボソと独り言のように話していた。 「ーーーーーーーと言うわけで、今日のオーケストラの時間は.........................終わりです。何か質問とかないのかのう.........。ちなみにワシはバイオリンだったので、バイオリンを習いたい人は......................。」 そこで教室中の沈黙が流れた。 話を聞いている生徒達が眠たそうにしている。 ほぼ6割は熟睡しているのだ。 そんなときに、前のドアが急にガラッと開き、元気にはしゃいでいる髭面の男性がいたのだ。 「さぁ、授業終わりだ!!!!!!君達は俺のバンドに観に来てくれるかい?放課後バンド始まるよ!!!!!!!!!!!!」 彼はマーフィー先生なのだ。 その彼の声を聞いて、目を覚めたのは、ほぼ8割ぐらいの生徒だったのだ。 ほとんどの生徒達はマーフィー先生を見て、興奮したのだ。 「イェーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「Maxisだ!!!」 「Maxisがこの学校に!?」 「マジで!!!!???」 「Unbelievable!!!!!!!!!!」 このクラスはほぼ全員がMaxisのファンだった。 「丁度良かった。あぁ、君達が好きなMaxisのメンバーがこの学校に来ているんだ。」 「キャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ある突然、ジェットコースターに乗ったかのように興奮して、悲鳴を上げている人が数人いたのだ。 Mr.ブラック先生は思わず耳を塞いだ。 そのおまけに鼓膜がブチッと破れたのだ。 「し..........静かに..............。」 Mr.ブラック先生は小声で呟いた。 ほとんどの生徒達がはしゃぎながら、速くも教室から出ようとした。 「まだ、終業ベルがなっていないのに........。」 ほとんど全員は中庭まで走っていく。 沢山の群れによって、衝突してしまったアマンダは気の毒だ。 「何なのよ!!」 眼鏡をかけたそばかすの女子がはしゃぎながらこう言った。 「Maxisが学校に来ているのよ!!!!!!!この場で観られるなんて、すっごくワクワクするの!!! キャーー!!!!!!!!!!!!!!」 アマンダは意地を張った。 「キャー、キャー、うるさいわね!!Maxis??何それ!!!??残念だけど、興味ないわ!!」 「そうよね.....。あなたと違って、世界が狭いだもんね。じゃあ、Maxisコンサートに行ってくるので!!」 一人だけ残ったアマンダはその怒りに憤慨をもたらしたのだ。 「もう、何なのよ!!!!!!!!!!!」
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加