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第4話『Maxisバンド参上!!』
オーケストラ担当のMr.ブラック先生というおじさん先生が、ホワイトボードの前で何を喋っているのか分からないが、ボソボソと独り言のように話していた。
「ーーーーーーーと言うわけで、今日のオーケストラの時間は.........................終わりです。何か質問とかないのかのう.........。ちなみにワシはバイオリンだったので、バイオリンを習いたい人は......................。」
そこで教室中の沈黙が流れた。
話を聞いている生徒達が眠たそうにしている。
ほぼ6割は熟睡しているのだ。
そんなときに、前のドアが急にガラッと開き、元気にはしゃいでいる髭面の男性がいたのだ。
「さぁ、授業終わりだ!!!!!!君達は俺のバンドに観に来てくれるかい?放課後バンド始まるよ!!!!!!!!!!!!」
彼はマーフィー先生なのだ。
その彼の声を聞いて、目を覚めたのは、ほぼ8割ぐらいの生徒だったのだ。
ほとんどの生徒達はマーフィー先生を見て、興奮したのだ。
「イェーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「Maxisだ!!!」
「Maxisがこの学校に!?」
「マジで!!!!???」
「Unbelievable!!!!!!!!!!」
このクラスはほぼ全員がMaxisのファンだった。
「丁度良かった。あぁ、君達が好きなMaxisのメンバーがこの学校に来ているんだ。」
「キャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ある突然、ジェットコースターに乗ったかのように興奮して、悲鳴を上げている人が数人いたのだ。
Mr.ブラック先生は思わず耳を塞いだ。
そのおまけに鼓膜がブチッと破れたのだ。
「し..........静かに..............。」
Mr.ブラック先生は小声で呟いた。
ほとんどの生徒達がはしゃぎながら、速くも教室から出ようとした。
「まだ、終業ベルがなっていないのに........。」
ほとんど全員は中庭まで走っていく。
沢山の群れによって、衝突してしまったアマンダは気の毒だ。
「何なのよ!!」
眼鏡をかけたそばかすの女子がはしゃぎながらこう言った。
「Maxisが学校に来ているのよ!!!!!!!この場で観られるなんて、すっごくワクワクするの!!!
キャーー!!!!!!!!!!!!!!」
アマンダは意地を張った。
「キャー、キャー、うるさいわね!!Maxis??何それ!!!??残念だけど、興味ないわ!!」
「そうよね.....。あなたと違って、世界が狭いだもんね。じゃあ、Maxisコンサートに行ってくるので!!」
一人だけ残ったアマンダはその怒りに憤慨をもたらしたのだ。
「もう、何なのよ!!!!!!!!!!!」
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