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マーフィー先生はしゃがれた声でバンドのメンバーを紹介した。
「俺は悪魔の王のM!!マーフィー様だ!!」
キャーー!!!!!!!パチパチ!!
なかには、「マーフィー・ランソン!!!!!!!!!」「マーフィー先生!!」という観客から声がしたのだ。
「ドラマーの奴はウルフマンのF!!フレッド様だ!!」
キャーー!!!!!!!!!パチパチ!!
「そして最後にベースの奴はドラキュラのB!!ボブだ!!」
皆は一斉に「キャー!!!!!」「ワー!!!!!」と叫んで、拍手を送ったのだ。
マーフィー先生の雰囲気が全く違っていたのだ。
教師をしている時は普通だが、バンドの時は悪そうで、盛り上がっていたのだ。
3人で一斉に狼のような雄叫びを上げたのだ。
「ウゥーーーーーーー!!!!!!!!!!」
「よし!!『ファイト・オン!!』の曲をまず、一曲歌おうぜ!!」
「オォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なんだか、怖い。
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