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ホワイトボードに立っているロックンロールのような格好した男性が転校生キャシーのことを自己紹介してくれたのである。
その男性は歌い過ぎたのか、普通に話しているときでもハスキー声なのである。
転校生が来たのだ。
卒業するまで、この学校の一員だ。
多分、落第で退学しない限りは、3年間この学校の学生なのである。
キャシーは10名ほどの人数で座っている人たちを見て、緊張感を孕ました。
ここの学生の一員になるんだ。
その10人の中で一人がマリアが椅子に座って、こっち見て、“Hi~”と手を振っている。
キャシーも手を振ったのだ。
ロックンロールのような格好した男性はキャシーに言ったのだ。
「俺はマーフィー・ランソン。マーフィー先生だ。これからは君にとってはギターを教える。アコースティックギターやエレクトーンギターやウクレレだってするぞ。」
マリアはヒソヒソ声でこう言った。
「実はマーフィー先生はね、ギタリストであって、ロックバンドである“Maxis”のなかの一人だって。初めて会った時に教科書にサインを貰ったよ。」
キャシーは驚いた。
「uh~!!私もMaxis好きよ!」
二人揃って、「Yeah~!!!」と興奮しながら叫んだ。
なんだか本物がいると、思わずはしゃぎたくなってしまった。
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