第1話『新しい学園生活』

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気がついたら、キャンパス内の間取りがややこしくなっていた。 「あれれ???」 これは、これは、困った、困った、困った。 凄く困ったよ。 マーフィー先生は道間違えたかと思うぐらい、凄く悩んでいる。 多分、難しいことを考え事しているんだ。 マーフィー先生が地図を見て、案内していたが、先生も地図見るぐらいだから、そこまでは把握していないんじゃないかなぁ。 これは最悪だ。 とうとう、キャシーは帰りたい気持ちになってしまったのではないか。 「It's awful!!」 ひょっとして、出口はどこってならないのかなぁ。 ミュージシャン・アカデミック高校のキャンパスは迷路だ。 迷路だったら、もし万が一、脱出できる所はなかったら、帰れないと考えたら方が良いのでしょう。 いくら、上流階級向けの高校だからって、妙に面積が広すぎる。 マーフィー先生も悩むぐらいだから。 「えーと、確か一階は食堂で、音楽室はどこだ?」 マーフィー先生は地図を見ながら悩んでいた。 ああ、もうダメじゃない。 ちゃんとして、纏まった施設はないのかしら? 結構、多い間取りだったので、把握するのが大変だった。
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