21人が本棚に入れています
本棚に追加
マーフィー先生は転校生歓迎会として、バンドのコンサートを披露してくれた。
「今から転校生キャシーのミュージシャン・アカデミック高校の歓迎会を始めます。」
マーフィー先生はキャシーに「何かリクエストはないか?」とステージの階段から降りて、マイクでキャシーの口元までに指して、聞いて来たのである。
キャシーはそのリクエストの曲を考えた。
「“Maxis”の『I love you forever』がいいわ!」
「OK.任せて。キャシー・ルック。」
再び、マーフィー先生ステージ上に上がった。
マーフィー先生がギターを弾こうとしたときに、紺のラインを入れた赤色のマーチングの衣装を着て、
金髪でポニーテールをしたトランペットを持った少女が「ちょっとお持ちなさい。貴方の出番じゃないのよ。私の方が先だから。」と言った。
マーフィー先生は演奏を止めた。
いや、演奏ですら始まっていないのである。
マーフィー先生は「アマンダ!!俺の演奏を邪魔しないでくれ。」と言い張った。
アマンダは「こっちが先なのよ。マーフィー先生」と偉そうに言った。
「アマンダ、転校生のための歓迎会なんだぞ!とにかく、邪魔してはいかん!」とマーフィー先生は必死に叱っていたが、アマンダは「退職したいわけ?」と言った。
マーフィー先生は凄く怒ってそう言った。
「退職だと!?アマンダも退学になっても知らないからな!!」
最初のコメントを投稿しよう!