19人が本棚に入れています
本棚に追加
〜苦しい思い〜
一週間前
僕が仕事から帰ると、ユノが見知らぬ人と口論をしていた
幸い僕の帰宅に気がついていなかったけど、聞こえてくる話を聞いて、その人物がユノの父親だとわかった。
「早く見合い相手と結婚して、会社に入って安心させてくれ」
「親父の会社は継がないと言ったでしょ?…お見合いするつもりもない!俺には、家より大事な人がいるんだ…」
「じゃあ、その人と結婚すればいいだろ?」
「……出来ません…」
「なんでだ?愛してないのか?」
「愛してる…愛してるけど…」
僕は2人に気付かれずにそっと家を飛び出した
やっぱり…
ユノは僕なんかじゃなくて、女の人の方がいいよね…僕はユノの子どもも産んであげられないし…結婚すら‥出来ない…
僕はユノの隣にいちゃだめなんだ…
僕が隣にいたら、ユノは幸せになれないんだね…
最初のコメントを投稿しよう!