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そして今僕達は廊下を歩いています!
って、一ノ瀬くん明らかに怒ってるよね?!
すごい不機嫌オーラ全開なんですけど?!!
そのせいで周りの生徒さん達がすごくびびってますよ(;´Д`)
そんな光景を3人は苦笑いで見てるし…
というか、昼休み終わるって言うからてっきり教室に行くのかと思ったけど教室と真反対に歩いてるんですが??
「ねぇ知明くん」
「ん?どした?」
「なんで教室と真反対の方に歩いてるの??」
「あぁ、それはね今日は午後の授業はないからだよ」
「へ?そうなんですか?」
「うん」
じゃあ、今はどこに向かって歩いてるんだろう??
という考えを知明くんは読みとったのか
「だから今は寮に向かってるの」
「へぇ〜………あ!」
「どうしたの?」
「寮に行くなら僕寮長にあわなきゃ部屋入れないんでした!」
「そうかー椎羅くん今日来たばかりだもんねぇー」
「…それじゃあ俺らも着いてく」
「へ?どうしてですか?」
「あー、あそこの寮長はやばいもんねぇー」
「やばい?」
「椎羅くんならわかるよね!ここは王道学園だよ?」コソッ
「あぁ、そっか」
そうだった食堂のことが濃すぎて忘れてたけどここ王道学園なんだった……という事は、寮長は……
「まぁここの寮長は王道よりすこ〜し違うんだよね」コソッ
「違うって?どういう風に??」コソッ
「うーん、まぁ会ってみればわかるよ!!」コソッ
「?……そうですか」
「ほらそこの2人!着いてこないと置いてっちゃうよー!」
そう白川くんに言われて気づきましたが、僕らは話してる間ずっと止まってたみたいで、先にいる3人とかなり距離が離れてました!
「あ!待ってよー!今行くから!ほら椎羅くん行くよ!」
「あ、うん!」
そう言って僕達は寮長に会いに寮に行くのでした……
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