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なるほど、先程のように2人がかりでパラドに挑むよりも真由がエナジーアイテムを俺に付与して、俺が不死の力+エナジーアイテムの力でレベル差を埋めて戦う…その方が確かに戦えている。 パラドも先程変身していたパズルゲーマーでの戦いとは違い、真由に回復のエナジーアイテムを付与する手間がない分、気負いなく、本気で戦えているのだ。 この拮抗した激闘は… 『キメ!ワザ!』 『キメワザ!』 『KNOCKOUT!CRITICAL SMASH!』 『CRITICAL END!』 『ギリギリ!クリティカルフィニーッシュ!』 三者三様の必殺技がぶつかり合い、終焉を迎えた。 「…ふぉおおおお!死ぬぅうううう!」 「お兄ちゃんお腹すいたぁああああ!」 倒れ込むなり叫ぶ(オレ)と駄々をこねる真由(いもうと)。 そんな俺達を見て、パラドは楽しそうに微笑んだ。 「お前達とならきっとどんなゲームもクリア出来そうだな!」
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