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俺は■■と一緒に、目の前にいるラスボスと戦っているはずだった。
だが、大切な■■は今隣にはいない。
俺だけが別種の異空間に囚われ、ラスボスと相対している。
「どうした?Mr.■■■?君の力はそんなもんじゃないんだろう?」
目の前にいる壮年の男の身体は歪み、再び悪魔に相応しい禍々しき姿に変わる。
「…心が滾る!」
俺の腰には極彩色の装置。
手には俺の力そのものと言ってもいいガシャット、ガシャットギアデュアルが握られている。
『デュアル!ガシャット!』
『The strongest fist! What's the next stage?』
「マックス大変身…!」
『ガッチャーン! マザルアーップ!赤い拳強さ!青いパズル連鎖!赤と青の交差!パーフェクトノックアーウト!』
赤と青の奔流とセレクトパネルを通過した俺の身体は…
仮面ライダーパラドクス レベル99に変わる。
「…ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ…!」
窮地に立ったアイツならこう言うだろう。
そう思っての決意の言葉と共に、俺は元凶へと立ち向かって行った。
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