創作三国志長編

主な登場人物③

蜀漢(しょくかん)陣営

関羽(かんう)　 字は雲長(うんちょう)。劉備の義弟。大陸全土にその名を轟かせる生ける軍神

関平 (かんぺい) 字は坦之 (たんし)。関羽の養子、長男。父や兄弟と共に各地を転戦する

関索 (かんさく) 字は維之 (いし)。関羽の養子、三男。父や兄弟と共に各地を転戦する

馬良 (ばりょう) 字は季常 (きじょう)。蜀の参謀。大人しく、馬氏の五常の中では最も優秀

廖化(りょうか)　 字は元倹 (げんけん)。蜀の将。謙虚な性格で、武人としての誇りを大切にする

諸葛亮(しょかつりょう) 字は孔明 (こうめい)。稀代の天才軍師。困難な戦で神算を振るい勝利をもたらす

劉備(りゅうび) 字は玄徳 (げんとく)。漢の中山靖王劉勝の末裔。温厚篤実な人柄で仁を重んずる

周倉(しゅうそう) 字は元福 (げんふく)。元黄巾族。山賊をしていたが関羽と出会い、側近となる

呉莧(ごかん) 劉備の正室。天真爛漫な性格で、夫の役に立ちたいと思っている

張飛 (ちょうひ) 字は 翼徳(よくとく)、益徳(えきとく)。劉備、関羽の義弟。関羽も一目置いている剛勇の士

伊籍(いせき) 字は機伯 (きはく)。元劉表(りゅうひょう)の部下。当時から劉備を助け、馬良等を紹介した

劉封(りゅうほう) 父は寇(こう)氏、劉備の養子。温和で、従弟から「兄様」と慕われる

孟達 (もうたつ) 字は子敬 (しけい)。元は劉璋(りゅうしょう)の部下で、後に劉備に仕え蜀漢の成立に貢献する

趙雲 (ちょううん) 字は子龍(しりゅう)。元は公孫瓚 (こうそんさん)の部下。先主の遺命を果たす為に劉備に仕える

関興(かんこう) 字は安国 (あんこく)。関羽の養子、次男。父や兄弟と共に各地を転戦する

黄婉貞 (こうえんてい)　 諸葛亮の妻。カラクリ人形などの制作を手がける等才能に溢れる

馬超 (ばちょう) 字は孟起 (もうき)。立派な武者振りから「錦馬超 (きんばちょう)」と称される

黄忠(こうちゅう) 字は漢昇 (かんしょう)。元は韓玄(かんげん)の部下。弓の使い手で、朗らかな性格

関銀屏(かんぎんぺい) 関羽の養子で兄弟の季娘。しっかり者で親譲りの武芸にも秀でる

鮑三娘(ほうさんじょう)　 鮑家荘の地主・鮑凱(ほうがい)の娘。明るい性格で、戦場では物怖じしない

張苞(ちょうほう) 張飛の養子、長男。掴み所がなく飄々と見えるが、熱い思いを宿す

夏侯月姫(かこうげっき) 魏の夏侯一族で、張飛の妻。戦嫌いだが、夫や家族の為に戦う

張紹 (ちょうしょう) 張飛の養子、次男。無駄嫌いで思慮深く、物思いに耽る事が多い

簡雍 (かんよう) 字は憲和。劉備の同郷。無遠慮で傲慢な性格の反面、口調は丁寧。劉備に「兄御前(あにごぜ)」と呼ばれる

李厳(りげん) 字は正方(せいほう)。元は劉璋の部下。孟達の友人。美意識が高く、自信過剰

その他

献帝(けんてい)　　　姓は劉(りゅう)、名は協(きょう)、字は伯和(はくわ)。後漢最後の皇帝。聡明で温厚な性格