憧れから対等へ

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 憧れたらその人を超えられないと誰かが言っていた。  僕も憧れている選手がいる。  小さい時からのスター選手で子供ながらに憧れを抱いて同じスポーツの世界に飛び込んでいった。  運動神経はよかったが最初からうまくこなせるわけがなく何度も何度も練習の積み重ねた。  同じことの繰り返しをする中で挫折もあった。しかし続けていたからこそ今がある。  僕は今は憧れのだったスター選手の対戦チームとして同じ舞台に立っている。  今だけは憧れを捨て、対等の選手として戦う。  チームの為、僕はあの人と戦わなくてはならない。  この試合は絶対勝つ。  その意気込みで僕はボールを蹴った。
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