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マッチをすって火をともし、タバコの先に近づける。一息すって体にニコチンが入ってきたのを感じると、昂ぶった神経も落ち着いてくるこの瞬間が好きだ。
「あー……」
ふう、っと紫煙を吐き出しその行方を追った。
「おれホントに疲れてるんだなあ~」
いわゆる、疲れナントカという、アレ。
「あいつのこと思い出して、勃ってんだもんなあ~」
信じられないことに、おれのモノは微妙に頭をもたげ始めていた。そういえば、ここ最近忙しくてそんなことをしてるヒマもなかった。
「どーすっかなあ」
モヤモヤする体と気持ちを持て余してしまいそうで……。
困ったなあ、と呟いたその時。おれの携帯が着信を告げた。
ノッキ→まかろんへGo☆
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