俺の彼氏

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「っ…あっやめっ」 耳元でささやく颯。 喘いだ俺をみて、ニヤリと笑う颯。 こいつ、俺が耳が弱いってことを知っててわざとっ。 「あ〜もう!ほんと翔は可愛いんだからっ」 そう言って俺の身体を回転させ、向かい合わせにする。 「っ…」 「翔。好き。好きだよ」 そのまま颯の顔が近づいてきて… 「んっ…」 触れるだけのキスをされた。 だんだんと激しくなる口づけ。 「ん…ふ…」 立っていられなくなる。 震える手で颯の服を掴む。 「颯…」 「ん?」 「もう、立って、られない…」 息も切れ切れにそう言うと 「フッ。可愛いなぁ翔は。このままここでする?」 「はぁっ⁉︎しないし‼︎」 「へぇ…。身体は正直みたいだけど?」 そう言って、俺の股間に触れる。 「んっ…」 あーあ。 なんでキスだけで反応しちゃうかな? 「今日は立ってヤる?」 「ここリビングだろ⁉︎」 「そうだけど?ここ俺の家だし、邪魔は入らないから大丈夫だよ」 「そういう問題じゃないし!」
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