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目が覚めると、木造の部屋のベッドの上で、妙にスッキリした感じがあった。
?「おい。目、覚めたか?」
茶色い髪の男の人が話しかけてくる
今はシルバーのローブは着ていないが同じ匂いがするのできっとそうだろう。
『...ん。』
ふと、目を向けると茶髪の人の後ろに、知らない人がいて少し体が冷たくなって震えてしまった。
すると、茶髪の人がぎゅっとしてくれた。
?「知らないやつがいて怖いか?あいつは俺の知り合いだ。怖くねぇぞ??」
シン「俺たちは、あなたの味方ですよ。安心してください、大丈夫ですよ。」
そういえば、この人たちは、
『、、だ、れ?』
?「そういや名乗ってなかったな。俺は”ロイ”だ。後ろのこいつはシンだ」
茶髪の人はロイで後ろのいる眼鏡の人がシンというらしい。
ロイ「お前の名前はなんて言うんだ??」
『??、じゅ、よん、、ばん。』
名前はよくわからなかったので、左手の指を1本、右手は4本指を出して僕がいつも呼ばれている番号を伝える。
「「っっ!!」」
何故か二人ともびっくりしてる。
ロイ「・・・なぁ、俺が、お前に新しい名前、付けてもいいか?」
『ん、。』
ロイ「....フルール、ってのはどうだ?」
ロイが少し考えてから名前を付けてくれた。
僕はそれがとっても気に入って、必死に首を縦に振る
ロイ「そうか、気に入ったか。そんな首振ると痛めるぞー」
そういってロイが笑ってくれた。
シン「フルール、今日は疲れたでしょう。もう休みなさい」
僕はコクコクと返事をして、眠りについた。
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