2人が本棚に入れています
本棚に追加
どうやらこのおなごはどの男にも断られた末、わしに行きついたようじゃ。さっきまでわしより若くて性欲旺盛なのがおったのにつくづく不運なおなごじゃ。わしにとってはラッキーなことじゃが・・・
「して、金は本当にええのか?」
「ああ、あたしはあれが欲しいだけなのさ」
「そ、そうか、よっぽどご無沙汰なのじゃな」
「ああ」
「そうであろう。然もなければ、且つ男に振られまくったのでなければ、わしに而も只で頼む訳がない。よし、据え膳食わぬは男の恥じゃ。うむ、分かった。買おう!」
最初のコメントを投稿しよう!