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美しい姫
むかしむかし、北の国にとても美しいお姫様がいました。
その姫様は太陽のように輝くブロンド、白鳥のように白い肌、宝石のように美しい瞳を持っていました。
ですが姫様は難しい方でした。
使用人には掃除が甘いとケチをつけ、王様には反抗し、王様と王妃様は手を焼いていました。
そんな姫様にも結婚をする季節がやってきました。
お城には3人の男が結婚を申し込みに来ました。
1人目はたくさんの財産をもつ大金持ちでした。
ですが姫様は「髪型が嫌いだわ」とケチをつけ結婚を断りました。
2人目は大きな権力をもつ権力者でした。
ですが姫様は「声が高くてうるさいわ」とケチをつけ結婚を断りました。
3人目は有名な吟遊詩人でした。
ですが姫様は「身なりが整ってないわ」とケチをつけまた結婚を断りました。
これには王様もガッカリとしました。
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