2337人が本棚に入れています
本棚に追加
頭が真っ白になり、なにも考えられなくなる。それなのにますます狂おしいほどの速度で抜き差しされて、ふたたび下肢が燃えるように熱くなっていく。
「あぁっ、ダメなのっ……やっ、今、は……ダメっ」
鋭敏な身体を容赦なく貫かれて、もう意識さえ失いそうだ。グチュグチュと愛液がかき混ぜられて、子宮口にまで辿り着きそうなほど深い場所を幾度となく突かれる。
太ももを持ち上げた彼の手のひらは汗ばんでいて、荒くなった呼吸もまた劣情に煽られた男の興奮を伝えてくれた。
「静香……っ、はぁっ」
彼の口からは感に堪えないといった声が漏れた。史哉の興奮し切ったような表情に、静香の身体もまた昂っていく。
蜜襞を刮げられる感覚に、肌が総毛立ち開いた膝がガクガクと震える。全身を揺さぶられて、子宮口に叩きつけるように雁首を押し込まれると、開いた口からは絶えず嬌声が漏れでてしまう。
「ひぁっ、あぁああっ、いいっ、ん……そこ、いっ」
「これか……っ?」
最初のコメントを投稿しよう!