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「ご...ごめんなさい...
私が悪かったの...
あなたの言う通りにします。
だから何か食べさせて下さい。」
美代は細く無表情な声で言った。
「流石です、いいでしょう。
先ず縛った手は外しましょう。
でないと食べれない。
ですが、3回は私が食べさせて上げます。その内に足も自由にしてあげます。ですがここは地下室です。
ご覧の通り窓がない。
あなたがどれ程騒いでも叫んでも物を投げて壊そうと誰も気付かないし、ここからは逃げ出せない。
元々この辺りに人は来ないから、ただあなたの体力を消耗するだけです。
食料はふんだんに買い込んでいますから食事の心配はいりません。
あ、それにあなたが失踪となると私が1番に疑われるんです。
分かりますよね...
あなたが高校生の時わたしと愛し合おうとした事を...
覚えてますよね。
どうもわたし達の周りには2人の成就を望まない人達が多いようです。
でもね美代さん...地元でちゃんと証拠は無くして来たし私のアリバイだって完璧にして来ましたから、これからは誰にも邪魔されずにわたし達だけの生活が始まるんです。」
男は滑舌良く饒舌だった。
男は部屋の隅にある机にお粥、ヨーグルト、サラダ、パンを置いて美代の隣に座り一品ずつ美代の口に運んだ。
「どれほどの時間が経ったか分かりますか?」
男は美代の口に食べ物を運びながら唇の動きを見つめながら尋ねた。
美代は食べるのに必死で忙しく口を動かしていた。
「聞いてるのか? 私の話...」
男はスプーンを置き美代を睨みつけた。
「私が優しくしてると思って勘違いするなよ。
これからは私に生かされて私の為に生きるんだ。
分かったか!
後は自分で食べろ!」
そう言うとトレーに載せた食べ物を床に置いた。
「ごめんなさい、夢中になり過ぎて...
お願い食べさせて下さい。お願いです。」
そう言って哀願したが男は知らん顔をした。
美代は仕方なく床にゆっくりと膝を付き四つん這いで犬のように口を食べ物に埋めた。男はその様子を無表情で見ながらオナニーを始めた。
美代はそんな事お構いなしで必死に食べた。
とにかく食べて生き抜いてここを出ようと...
それにお腹の赤ん坊を守る、それだけだった。
男は四つん這いの美代の後からヒップに向けて射精した。
それでも美代は気にせず食べ続けた。
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