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最後に
ここまで突貫で対策法を書いてきました。文字数にして八千字程度。ペラペラですね。ですがそれでも根拠を以て対策を講じることに意味があると思います。
こないだテレビで取材を受けていた花見客の方がいました。ずっと閉じ籠ったままだったからお子さんと一緒に気分転換に出掛けてこられたそうですが、その口から出たのが「大丈夫かな、と思って」というものでした。
別に花見をしてはいけないとは言いません。個人的には外出も結構だと思っています(私自身は超インドアですが)。ただ、外に出るならばしっかりと考えて、こういう理由でこういう原理で、ちゃんと対策を講じたから大丈夫だと言える状態で出てほしいと思ったのです。明治のヨーグルトR-1のCMでも言われていますが、一人の油断が皆のピンチに繋がります。あなた一人が感染すればそれがあなたのお子さん、親、兄弟姉妹、家族に広がる可能性があるのです。延いてはそれが波及して私のところにも来るかもしれないじゃないですかどうしてくれるんですか(最低)。
冗談はさておいて。大切な人を守るためにもご自身で情報を精査し、確信を以て日々を過ごしていただきたい。この本文がその一助に、きっかけにでもなれば幸いです。
毎日のように感染者が何人増えたと言っています。があれは、二週間程前の感染の話をしています。今回の新型コロナウイルスは潜伏期間が長いので、二週間前頃に感染した人が発症して発覚しているという状況です。だから最近増えてきているのは、二週間前頃に余裕綽々だった人か、運が悪かった人なわけで。そうならないためにも日々刻々と「大丈夫」を積み上げていく必要があると感じています。
過度に恐怖を煽る必要はありません。ただ無意味に楽観視するのは危険です。冷静に、適切な恐怖心を持って、的確に対処すれば良いと思います。
今回この文章を書いていて、かの偉大な王の言葉を思い出しました。
『何も空を飛べ、などと言っているのではありません。煉瓦を手に取り、ここに並べる。それは誰にでも出来て、最も重要な事なのです』
カッコよかったですね、レオニダス王(アニメかよ)
本文は終始何だか軽い感じで書いています。この深刻なときにふざけているのかと、不快に感じる方もいらっしゃるかも知れません。しかしこれは私の主義によるものなのでご了承下さい。
深刻なことは軽やかに伝えるべき。私、『重力ピエロ』が好きなんです。
他にも『この世界の片隅に』も好きです。舞台が戦時下の広島で、悲惨な現実の中、それでも人々は何てことないことで笑っていました。
笑えることは人の強みだと思います。嘘かまことか笑うと免疫力が上がるとも言われています。なので世の中暗くなっていますが、笑って過ごしましょう。私も笑って免疫力53万を目指す所存です。
最後に、今日までお茶の間に素敵な笑いを届けてくださった志村けんさんのご冥福をお祈りいたします。志村さんの笑いも好きでした。
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