覗き窓の桜【短編】
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「近いうちに車で連れてってやるわ」 「どこに?」 「どっか。車ん中からなら、桜見に行ってもいいだろ」 「いいな。桜吹雪の中を走るのも、気持ち良さそうだし」 その光景を想像したんだろう、柔らかく微笑む。 ああ、こいつまた俺と同じこと考えてる。 頬にキスをしてやると、ヤツの腕が俺を抱きしめる。 こいつと一緒に、同じ桜吹雪を見よう。今年も、来年も、再来年も。
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