桜が散るまで後5ヶ月______1話

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私の名前は高鳥紅葉。お姉ちゃん、お母さん、お父さん、私で暮らしている何処にでもある家庭。そんな私の過去について綴って行こうと思う。当時はこう思っていた─── 「回想」 私は恵まれていると思う。みんな優しく接してくれて、沢山褒めてくれる。私にとって1番の心の支えだ。 いつも困った時は助けてくれる。なんでも、とまでは行かないけれど殆どな要望を聞いてくれる。そんな優しい家庭で育ったのだ。 今の私には到底予測できない事が起こるなんて…その時の私には知る由もなかった。 夕奈)ふふっ、そんなに新しいお人形気に入ったの? 紅葉)うんっ!とっても可愛いし一生の宝物だよっ!! 美子)あら嬉しいわ。これからも大切にするのよ?本当にお人形好きなのね?これで何個目よ… 大智)まぁまぁ、別に良いだろう。可愛い娘の為に頑張らなきゃってもんだよ。 ??)ったくよぉー!ムカつくぜ!あのババアの野郎! 紅葉)横断歩道だっ!手挙げて渡るんだったよね!よいしょっ。お姉ちゃんもっ! 夕奈)私はいいよ〜www ??)こういう時はスマゲーだよな!ほんとになんなんだよーって話だよな! 美子)ほら、お母さんと手を繋いで行こっか!もう片方の手で手は挙げられるでしょ? ??様子)車を運転しながらスマホを弄っている 紅葉)わーい!お母さんと手ー繋ぐー! ??車)キキキキキッッッツーー!!! 美子)紅葉っ!夕奈っ!、 大智)ヅァァァア!! 紅葉)えっ!?車がなんでっ、!お母さんッ!!!! 夕奈)紅葉ッッッツ! 音)ガッシャァァアンンン 夕奈)お母、さん、、お父さん、? 紅葉)お母さんっ!お父さんっ! 目の前が真っ赤に染まってく光景にただただ呆然とする私達。大きな音がしたからか野次馬で溢れかえってくる。私にだってこれくらい分かる。こんなに血が出てしまっているのならもう救けられない、と。 誰かが救急車を呼んだのか甲高い音が響き渡る。あまりの光景に色々な感情が溢れてくる。これからどうするのか。どうしてこんなことになってしまったのか、お父さんとお母さんは救かるのか。 数時間後 お父さんとお母さんの死亡が確認された。 全てが嫌になってそのまま外へ駆け出す。お姉ちゃんが慌てて後を追ってくるが気にしない。知らない。そこで私はある公園で足を止めた。単純に疲れたからと泣きじゃくりたかったから。 そこへある人がやってくる。 ??)どうしたの?お母さんは? ズキリ。お母さんなんてもう居ない。 ??)家出しちゃったのかな?うちにおいでよ。 お姉ちゃんが追いついて来た。 ??)ほら、ついておいで? 何処か思い当たる所がある。そしてあまりにもお母さんに似てる。 何も考えずそのままついて行く お姉ちゃんが不安そうに後を追ってきた。 ??)さぁ着いたわよー!遠慮せずに上がりなさいな 夕奈)あの…お名前は……? 会話の一欠片も聞いていないお姉ちゃんが言葉を発した 聖那)私の名前は夢乃聖那。聖那と呼びなさいね〜 紅葉)聖那さん。どうして連れてきたのですか…? 聖那)貴方、交通事故に関わってる子でしょ?救急車読んだのも私よ? 紅葉)………… 夕奈)………… 聖那)貴方達の顔を見れば分かるわよ。今日からここに住みなさい? ここまでです!小四が書いたので多少の表現間違い、漢字ミス、誤文字はすみません( ˊᵕˋ ;)💦 気になった方はフォローしていただけると嬉しいです。
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