狂わの神子 ※グロ注

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狂わの神子 ※グロ注

白無垢引き摺り 神への奉納 色を失くした娘は朽ちて 虚ろな眼窩の奥から蛇出る 七つになる前神への嫁入り 胎を暴いて契りを交わし 孕んだ神子は狂わの娘 御簾に隠れた神宿の巫女 詣でた者を色香で惑わし 脂で鈍った刃を振るい 腸抉り生き血を啜り 肉を潰して骨を噛み千切り 舌で転がす眼球の飴 七つになる前神へ捧げられ 地にも還れぬ異形と化した 母の胎裂き産まれた神子 狂わの娘が愛でる心臓 愛して愛して愛して愛して 胸を暴かれ動かぬ雌達磨 抱きしめ囓れば腐液滴る 胎を蹴り飛ばす新たな神子は 産まれ落ちれば喰らわれる 狂わの神子は母体にならず 神すら喰らい地獄を創る 愛して愛して愛して愛して 嗤う娘の瞳から零れる 哀しき業を憂う血涙
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