悲劇

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-帰宅- ガチャ⦅ただいま〜⦆ 『おかえり美桜』 ⦅私もう寝ますね。水浴びもしてきましたし。⦆ 『わかった。おやすみ美桜良い夢を。』 ⦅おやすみなさい父さん⦆ -私は自分の部屋に戻る- -隣の部屋から父さんと誰かが話す声が聞こえる- 『なぁ海斗気づいているんだろ?美桜ちゃんに妖の術が施されてること。のろわれてるぜ。』 『気づいてるとも。錯峙よりか一緒にいるからなぁ……』 -話しているのは私のことだ。- 『妖退治にさせるの俺は反対だぜ?』 『錯峙……だが……』 『あの子には才能があると言いたいんだろ』 …… -しばらく無言が続いた。その無言を破るように先に口を開いたのは錯峙だった。- 『あの子の剣技の才能はすごい。歴代の中でも上位の方だ。だから入れたいのはわかる。が、呪われてる以上何が起こるか……』 『だが俺は美桜がやりたい事をやらせたい。だから美桜が選んだ道を潰さないでくれ。』 『わかった。できる限り安全な任務に着けるよう上にも言っておく』 『ありがとな』 おう。と言って錯峙は帰っていった。 -妖術が施されてる?私に……?今考えるのはよして寝よう。明日も訓練がある- 〜 -あともう少しで私と会えるぞ。楽しみに待っておれ-
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