王女モドキ物語~剣団ルウォル・レイル~

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この世界には、雷土国(らいどこく)、剣土国(けんどこく)、刀土国(とうどこく)という3つの国があった。そして、その国々は、海のように広い森で周りを覆(おお)われている。 さてさて、そんな世界にある、魔法が存在していて、レンガ作りの家々がならび、中央に大きな白いお城のある。剣土国(けんどこく)に、ルウォル・レイルという少年がいた。 歳は、9才。髪は金髪で、青い目を持っている。彼は、この歳で、剣(つるぎ)を握る英雄だった。 彼は、ものごころついた時から、強い魔力を持って産まれる。5歳の時、その強力な魔力を使った魔法で、この国の第三王女を、悪党連中から、守った。 そんな彼は、王にひどく気に入られ、この若さで剣団(つるぎだん)という、治安を守るための役職を与えられた。この国では剣団に、なれるというのは、とても、誇らしいことだった。 多くの国民が憧れる職業なのだ。
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