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話
「どうだった?」
何が?
「あの女性が居たんだろ?」
何でしってんだよ!?
中野はニヤニヤして言った。
「俺ずっと後ろにいたぜ(笑)」
まじか、全然気付かなかった。
ん、何で後ろにいたんだ?
授業は?
「サボった(笑)」
マジか、普通にダメだろ。
じゃあ話も聞こえてたのか?
「いや、声は聞こえなかったんだよ。
だから教えてくれよ!どんな話をしてたか。」
まぁ良いけど。
そして僕は加野さんがなぜ告白してきたかを教えた。
中野は真顔で言った。
「お前頭大丈夫か?」
言われると思った。そうこうしてるうちに学校は終わり僕は部活へ向かった。
僕がしている部活は自転車だ。だから競輪場まで行かなくてはならない。
そして僕はロードへまたがり学校を出た。
走っている途中雨が降ってきた。
その雨はやはり汚い雨だった。
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