商談

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「俺のことはわかりますか?」 「オモ…チャ‥」 「カガワリク、香川陸です。思い出して」 気がつくと俺のシャツのボタンが外されて指と舌で胸の突起を転がされていた。 求めていた刺激が来てぞくっとする。 「あなたは誰ですか?」 「や…あ‥ん、そこ……あ‥わかんない…」 頭が混乱する。 俺は誰でこの人は誰。 がくがくと腰が痙攣して一人で絶頂に達する。 「すごい効き目だな、シリー」 俺が吐き出した白い液を指で掬って舐める。その姿が卑猥で、見ただけでまたイキそうだった。 「もうあなたの頭の中身なんかどうでもいいや」 ぐちゅ、と音がして香川が俺に入ってくる。 「ぁ…ぁ‥、すご…」 「あなたが狂ってしまっても、どうでもよくなってきた」 枕を握って次の刺激を期待する。 「お願い…、動いて」 「ええ、やめないですよ」 男とセックスするのは多分初めてなのに俺の肉癖に当たって気持ち良すぎる。 「は‥、あん!あ…‥も‥っとちょうだい‥!あ‥はぅ…」 「俺、あなたのこと好きだったんです」 急にしおらしい声で告白された。
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