磁石

あとがき

こちらのお話はセックスレスの夫婦が乗り越えていこう！といった内容になっています。

僕はセックスレスになったこともないし結婚しているわけでもありませんが、結構夫婦にとって最大の問題ですよね。なんならセックスレスで一番悩んでいるのは奥さんだったりもするし。

なので官能小説を書いてみたいなぁと思ってネタを漁っていたところ、セックスレスという問題に行き着きました。

しかしセックスレスってどう乗り越えればいいのか。一通り調べたところ、やはり病院。もちろんそれでも良かったんですよ、心療内科の先生と3人、スリーマンセルで治していくみたいなね。最初はその流れでいこうと思ったんですが、途中でやめますた。というのも若い夫婦をメインとしていたんですが、若いんだったらまだいくらでも対処法あるんじゃないかなって。むしろ心療内科に通って治療するのは少し年配の方々かなぁと。なので心療内科の田淵というキャラクターを抹消しました。ごめんね田淵。

いくらセックスレスとはいえ少しはエッチなことすれば揺らぐんじゃねぇのかなと思ってオナニーとかそういうやり方で旦那を立ち直らせようとしたわけなんですが、でもそれだけじゃ無理だよな…いやでも奥さんは頑張ってるわけだし…そうか、頑張ってる姿に感銘を受けて旦那も頑張ろうと決意する流れにしよう！！そこからは淡々と書けるかと思ったんですけど、まだまだ壁は立ち塞がります。

いや、解決策は？肝心なエンディングは？？これどう終わるん？？？

さてここから行き詰まります。そもそもセックスレスにすらなったことのない俺がどうやって解決策を導き出すねんと。いきなり旦那が心変わりして〜っていうのは無理やりだし…とはいえ何か明確なものはないか…2人だけだから治療というより作戦に近いよな…

そうか！！！！作戦だ！！つまり相手の牙城を崩す作戦みたいなものがあればいい！！と思って行き着いた解決策がショック療法でした。作戦じゃなくて治療やん。

物理的な衝撃を与えて治療する、大胆な方法。だとしたらよく聞く「妻が寝取られて、なのに何故か勃起してしまい…」みたいな。
人間は何か大切なものを失う寸前で本能が働くと思っています。火事場の馬鹿力みたいな。だったら妻を失うかもしれないという怖さから本能が働いて勃起して…いやでもそれだと不倫してるし、バッドエンドになり兼ねない…と思った時に姉妹という案を思いつきました。そこからはもう息を吐くようにぽんぽんぽんぽんぽんぽんと。

ああ、なんとかあとがきっぽい感じになった。よかった。